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地名の由来とギャップ <渋谷区松涛>

白根美術館40年代渋谷写真展

(昭和44年の渋谷ハチ公前の写真)
※2014/39/23(火曜日)まで渋谷区の白根記念渋谷区郷土記念館にて
見られるそうです。
企画展 「写真展 昭和40年代の渋谷Ⅱ」展)でお調べくださいね(^^)


土地の名前の由来やその意味を知るのが好きで時々その関係の本を
読んだりします。

今回の渋谷区松涛には知人が居り、時折訪れる馴染みのある場所。
ここは渋谷の東南の少し外れになりますが、繁華街の中心部とは
イメージが異なる場所です。
一言で言えば住宅街、それも屈指の高級住宅街となっております。

地名の由来などはそれぞれの区のホームページなどでも簡単に紹介
されていますのでお好きな方は調べてみてください。

松涛の由来

この場所は紀州徳川家の下屋敷があり、のちに譲渡された鍋島家が
松涛園という茶園をやっており、そこで作られた「松涛」というお茶の名前が
由来との事です。(ざっくりですけどw)

土地の考察

で、土地的にどうなのか?って考察が好きなんですよ・・・(笑)
高級住宅地である由縁は何か?

やっぱり、「山」なんです。高台なのです。
この松涛、もともとの地名は「大山」と言われていたそうです。
松涛が大山?全く余韻も、カスリもしない地名になってるじゃない!!
って、憤りは置いておいて・・。

そりゃ、茶園ができるんですから、山ですわね~w
お茶の生産が振るわなくなったあとには果樹園と牧場もやっていた
そうですから・・・やっぱり「山」なんですねぇ。
小高い場所は災いを防ぐ。

東京は山の付く地名(現在使われていなくても)はほとんどが高級住宅地。
東京の山の手には城南五山と言われる場所がありどこも高級住宅地
として有名です(島津山、池田山、花房山、御殿山、八ツ山)

当然、土地の値段がそれなりのお値段しますしね。
そうですかー、松涛も山でしたかぁ。
・・ってことはあそこもかな?(調べて今度書きますw)

そう言えば、松涛に行くと半端じゃない高額所得の芸能人の方が
ワンちゃんとお散歩している光景を何度も見かけた事もありますものね~。

ちなみに鍋島伯爵邸があったのは湧き水の近くにあったそうですが、
今は公園になっています。(鍋島松涛公園)
のどかな雰囲気が残っているのでしょうかね?(笑)

で、渋谷区の駅前は地名の通り「谷」で水が溜まる地形なので、今後
起こるであろうゲリラ豪雨などがあった場合、駅から東南方向の松涛方面に
逃げた方がよさそうです。公園通りを上がってNHKの方もありですね。
とにかく、駅周辺を離れる事です。
渋谷区は川を隠しているので、水のイメージがあまりありませんが、
ほんとは、かなり危険、今渋谷の地下に広大な貯水施設を作っていますが、
当然必要になる地形ですよね。
今は見えなくても以前川だった場所はやはり水害が・・・気になります。

渋谷区は歓楽街のイメージをもたれる方も多くいらっしゃるかと思いますが、
その少し先には富を得た人々の静かな暮らしが営まれているのですよ。
その場所はやはり安全な土地なのです。

ま、書いてるこちらには全く関係ないので、そんな事より土地の名前と意味に
興味深々なワタクシなんでございます(^^;)

では、また。

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