2Aug
2日連続で東京は気温35度に到達しましたねー。いやぁ~、気温だけならまだしも湿度の高さが具合悪くなりそうでした。もっと乾燥しているといいのに。お天気が良いからとお洗濯をしても何となく湿っぽいのでエアコンの効いた部屋で数時間乾燥させる今日この頃。冬の方がカラッと乾く日本の気候。湿度が高めの日は不快指数がかなり高く感じますよね。そんな本日、時々会う猫さんが口を開けて呼吸をしていました。ん?これは・・イカン状態では?ここからは順を追って解説。結果、大丈夫そうでした。外猫さんは直に高い気温と湿度にさらされるので本当に注意が必要だと感じたのでした。
いつもは別の場所に居る猫さんなのに違う場所に横になっていました。
そこは低い木があって木陰にはなるのですが、太陽が正面から差し込む向きなので気温は他の場所より高くなっている感じでした。
猫さんは横たわって寝ている感じ。
声を掛けるこちらを見てひと鳴きしました(顔見知りで時々オヤツもあげているコ)
すると、口を開けて呼吸をし始めました。それはまるで猫さんが全力で走り回った後のような口でハァハァする感じ。
横たわったままでしたので、体を起こす事ができるのか?と思っていたら
お座りはできました。しかし、口は開けたままの呼吸。ありゃ、これはマズイんでは!?
全方向から見える位置でしたが(ビルの管理の人に怒られる・・とか言っていられないので)
お皿に水分補給バージョンのちゅ~るを出してそれに持ち歩いているお水を入れて猫さんの顔の前に置いてみました。
ほれ、舐めてごらん・・
すると、ゆっくりと舐め始めました。よしっ!残して良いから少しでも食べてお水も飲んで!
心配をよそにちゅ~るもお水もきれいに完食してくれました。お、これなら大丈夫かな?
でも、食べた後香箱を組んだ様な態勢で動こうとしません。お座りはさっきできてたけど立てるのかな?
すぐには変化しないでしょうから、しばらくそこでゆっくりしてなさい。っと長期戦を覚悟して待ってみる。触らせてくれないコなのが難点。
お日様がカンカン照りだったので日影のベンチに避難した筆者。
こっちなら少し涼しいのになんで暑い場所に居るかな・・( ̄▽ ̄;)と思いながら自分の汗をぬぐいつつ、別の猫さんにオヤツあげたりしてさっきのコを待つ。
猫さんは人間よりも体温が高いので楽なのかと思いきや逆だったりするんでしょうかね?毛皮も着てますものね。
で、しばらくすると(10分も経っていなかったと思います)筆者が座っているベンチへ口呼吸をしていたコがやって来ました。
これはもっと食べたいから来たって事?食欲はありそうなのでちょっと安心。
そして、柔らかいフードをあげてみるとそれも完食。時々体を地面に横にしながらも食べ物を出すと食べてくれました。
食欲がある事は重要。食べた後に吐く様子もありませんでしたので問題ナシ。
最後にドライフードをあげてみました。それも食べてくれました。
そこへ人が来た為に警戒して走って逃げる様子を見て問題は無さそうだと確信。
走り方がいつも通りのしっかりした足取りで、ふらつく感じもなかったのでそう思った次第。
ベンチの近くにいた間は口を開けて呼吸する事は一度もありませんでした。
お水を飲んだのが良かったのかな?とりあえず走る後ろ姿にパワーを感じたので安心して別れたのでした。
ぐったりしていれば触れないコでも移動や病院も連れて行けますけどね。近くには来るものの触るとかなり嫌がります。
この日もベンチで筆者の横に横になった時に頭を撫でてみたらぴょーんと避けたのが・・実は大丈夫だと感じた一番のポイントだったかも(苦笑)
どんだけ人馴れしていないのやら・・(;´Д`)何かあった時が大変そうな外猫さんなのでした。とにかく、動く事と食べる事ができて安堵しました(^^)
猫の熱中症について
ちなみに家猫さんも熱中症になります。ペットの熱中症の7割が室内で起きていると書かれているサイトもありました。(実際は外猫さんは病院へ行かないだけで把握できていない感じがありますが・・)詳しい事は専門サイトで調べて頂いた方が確実なので以下簡単に要点のみ記載しておきました。
症状は!?
(※下に行くほど状態が悪化しているとお考えください)
1 呼吸が早い
2 元気食欲がない
3 口を開けてハアハアと呼吸する(←今回の外猫さんはこれかと思ったのです)
4 よだれをたくさん垂らす
5 ぐったりする
6 痙攣、意識朦朧
対処は!?
とにかく体を冷やすこと。
体を冷やす時はクールマットや氷枕などを体の下に敷く。
濡れタオルで体を拭いたり、霧吹きで水を掛けたりも良いらしい。うちわや扇風機で体に風をあてたりも良いようです。
飲めるようなら水を飲ませる。(今回の外猫君の様子から、これは重要なのかもしれないと思っています)
呼吸や体温が5分程経っても落ち着かないようなら即病院!らしいです。
※体温が40度以上、または呼吸数が1分間に50回近辺なら即病院へ連れて行った方が良い。
家の中で留守番をさせる事も多い家猫さん(犬さんも)、数時間ならエアコンは適温にしてONのまま出掛けるのが賢明かと思います。小型の生き物は猫さんでも犬さんでも短い時間でもあっという間に状態が悪くなりますから。帰宅後はよくよく観察して体調に変化がないかを気にしてあげたいものです(^^)
最後までお読み頂きありがとうございました。
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