外で出会う猫と我が家の猫の日々の様子を写真を添えて。

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街猫待つ猫うちの猫

よそ様の子供の様子を観察してゾッとしたりほっとしたり

sakura

以前ほんのちょっとだけ児童心理学をかじった事があり、色んな本を読んだり講義を聞いたりしましたが、随分昔の話。なので、普通の人と変わらない素人の域ですが、人の仕草や様子が気になるのでついつい色んな人を観察してしまいます。特に子供の行動は大人より見てしまいます。ふとした時に近くにいる子供を少しの間観察していると危険だと感じるコに時々遭遇します。まぁ、結果素人なので本当はそうでもないのかもしれませんが・・。

能面の表情をした赤ちゃん

例えば、買い物をしている時にベビーカーに乗った赤ちゃんが無表情だったりすると違和感を感じてしまいます。まだ喋る事ができない赤ちゃんでも目の前に居る人間から微笑まれたり、ウインクされたり何かアクションを起こされると、同じく微笑んだり、目で追ったり、恥ずかしがったり、隠れたりと何か反応があるものです。しかし、最近ふたりも見掛けた”能面”の様な表情の無い赤ちゃん。母親はこのコとコミュニケーションを取っていないのではないかと心配してしまいます。この子は家でどんな暮らしをしているのか?母親がもっと顔を見て、目を見つめて話し掛けていれば通常ですと表情が豊かになると思うのですが・・。そしてふと母親を見るとあまり子供に興味がなさそうに見えたり・・。自分の産んだ子供に興味が無いとは思えないのですけれどね。

モノを投げる小学生

また、先日すれ違った小学生の低学年の男のコなどは、大人とすれ違う度に色んなものをその人に向かって投げる。当たりはしてませんので誰も見向きもしませんでしたが、それがまた癪に障るようで近づいて投げ始める。でも、誰も相手にしない。近くにその子の友達がふたりいたのですが、友達もそのうち怒られそうと思ったのか?とうとう先に帰ってしまいました。想像するに・・、家に帰ってもひとりなんじゃないでしょうかね。イライラが募っているように見えたのは嫌な事があったからではなく、これからひとりで過ごす時間が苦痛なのかも。友達はきっと帰宅の方向が同じだけ。なのでその子は帰宅前になると心が荒れるのかも。いえ、違っているのならいいのです。間違っていたとしても、この子は何かを発信している気がしました。

短い時間でも毎日共有する事

幾つくらいまで重要なのか分かりません。けれど、赤ちゃんやまだ小学生低学年くらいの子供でしたら精神を育むのに重要なのは親です。学校の先生でも、塾の先生でもなく親ですよね。ひと昔前ならおばあちゃんやおじいちゃんも参加していたのでしょうが、今はほとんどが一緒に暮らしていませんから。子供にとっての唯一の人(親)が自分を見てくれない。そんな時彼らはどこか歯車が狂うのかもしれません。少しの時間でも毎日5分、10分を子供に時間を割く事は子供はもちろん、その親も友達も周りの皆が平穏でいられる心の基礎作りの時間のような気がします。短い時間でも、毎日必ずそんな時間を子供と共有していたら何かが変わるのではないか。子供はどんな親でも好きですから。

穏やかな子に会う

そして、にゃんこのお世話をしている教授にお孫さん(男のコ)がいるんですけれど、この子が屈託のない明るくて優しい子供さん。まだ幼稚園児かな?目を大きく見開いて猫や犬に興味深々。でも、自分を見て逃げると分かるとそっと離れて見ているだけのお利口さん。きっとこの子の両親はとても明るい方のような気がします。お孫ちゃんの表情の豊かさと物腰の柔らかさを見ると心の安定を感じます。子供なのに・・空気感染なんじゃないかとさえ思いますw。祖父母、両親が穏やかならその輪の中に暮らす子供も穏やかに育つのかもしれません。子供は真似をして成長してゆくらしいので無い話ではないと思います。

サイン

子供の仕草には色んなサインが現れます。
・爪を噛む→満たされない気持ち、寂しさ
・下から見る→恐れ、不安(身近な人間による暴言や暴力の可能性)
・顔や体を常に触る→イライラ、不安、自信の無さ
・少ない会話→不満、落胆、諦め、無関心
・攻撃性→自己主張、蓄積した寂しさ
などなど・・色々あるようです。
(※過去に読んだ児童心理学の本の受け売りと個人的観察結果より)

子供であるからこそ、変化が期待できます。なるべく不安を取り除いて穏やかな精神を育んでくれれば先に起こる問題は恐らくかなり激減します。しかし、最近の親子を見ると悲しいかな以前の親子とは少し様子が違う気がしてなりません。
子供の為にどこまで自分を犠牲にできるのか?どこまで耐えられるのか?親というものは人生で最も難しい対価を伴わない仕事なのでしょう。子供は親を選べない。この言葉を聞くと悲しくなりますけれど・・。

母のぬくもり

話は逸れますが・・。最近はベビーカーの利用があたり前になりました。都心部の普及率の方が高い気がしますけれど(勝手な感想w)ただ、ベビーカーはお互いの顔が見えるタイプはまだしも、顔が見えないタイプだと顔も見えませんし、それ以外の感触も得られないので、常時使うのは良くないと思っています。今でも抱っこやおんぶをして子育て(外出など)をしているお母さんを見るとホッとします。赤ちゃんは色んな刺激を抱っこされる事で受けているのではないでしょうかね?母親の肌の感触、母の温もり、母の匂い、母親の心臓の音、母の目の動き、母の息づかい。何がどう作用しているかは・・きっと今でもよく分かっていない事なのかも。確かに赤ちゃんを抱っこするのはとても大変。重いですしね、荷物があったりすると苦労します。でも、抱いていると子供の異変に気付きやすくなりますし、赤ちゃんも安心できます。自分のかわいい分身ですからなるべく肌身離さず・・と思いたいところですが、いつもは大変ですからできる時は抱っこで頑張ってみて欲しいものです。赤ちゃんも抱っこされると嬉しいのではないでしょうか(^^)楽をすると、その分だけ重要な何かが抜け落ちたり・・するのかもしれません。

fall sakura branch

以上、素人のたわごとでございました(^_^;)

それでは、また。

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