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蜂蜜の摂取で亡くなった乳児のニュースから

pink cameria

つい先日ニュースとなった、乳児(生後6ヶ月)が蜂蜜を入れたジュースを一日2度程摂取していたことで”乳児ボツリヌス症”で亡くなった件。家族は蜂蜜を乳児に与えてはいけない事を知らなかったと記事にありました。筆者はなぜか知っておりましたが、はっきりと1歳未満と限定したものではなかったですが、赤ちゃんに蜂蜜は危険である事をどこかで情報を得ていました。今家にある蜂蜜の容器を見て見ましたが「1才未満の乳児には与えないでください」としっかり書かれています。蜂蜜にあるボツリヌス菌はまだ体内の環境ができていない乳児にとってはとても危険な菌なのです。大人でもたくさんの量の蜂蜜を摂るとお腹がゆるくなってしまう人もいますものね。でも・・亡くなってしまうなんて。きっと、赤ちゃんに良いものをと思ってした事なのでしょうが。かわいそうとしか言いようがありません。

昨今は普段の料理に加え、離乳食もネットでレシピを検索、入手できるわけですが、書いてある事をよく読まないと”離乳食”とタイトルで引っ張っておきながら・・本当は”離乳食完了期”のレシピであったとか紛らわしい書き方をしているものもあるようです。そして、平気で嘘も書いてあるのだとか(筆者は確認していませんが)。それが事実であるならば、掲載元であるサイト管理者もすぐに確認をして削除しなければ大変な事になります。すでにSNS上では批判が出て来ているようですから。複数のSNSによると、乳児に蜂蜜を与える場合「加熱すれば大丈夫!」などと書かれて堂々と離乳食レシピが掲載されているそうです。大丈夫と言い切る根拠は一体何だったんでしょう。単なる無知?恐ろしい事です。

ボツリヌス菌は熱に強い芽胞を作るため、120℃で4分間(あるいは100℃で6時間)以上の過熱をしなければ完全に死滅しません。
<東京都福祉保健局のサイトから抜粋>

100℃で6時間・・(´・ω・`)ま、無理。

しかし、最近はオーガニックやら健康志向が高まっているので蜂蜜はいろんな食べ物に入っていそうです。乳児が食べられるものはそう多くないでしょうが・・料理、お菓子、飲み物など様々。間違って口にしないように気を付ける事もしないといけません。菌は増殖しますからね。注意することに越した事はありません。

蜂蜜ではありませんが、以前レバ刺しが巷で食べられなくなり始めた頃にどこかのお店がこっそりと提供していたレバ刺しを家族連れの子供が食べ食中毒を起こした事件を思い出しました。年齢は覚えておりませんが、普通子供に生のお肉は与えてはいけません。それは高価なものだからではなく、体内の発育が未熟で処理しきれず中毒症状を起こしやすいからです。生魚も然り、生卵も3歳くらいまでは食べさせないようにと病院などでも指導していると聞きます。生ものは経験を積んだ体でないと処理ができないと考えるべき。

更に今の日本は異常なまでの無菌傾向にあります。これが更に子供の免疫を弱体化させているような気がしてならない筆者ですが。ま、根拠はなくただ漠然とそう感じているだけですけれどね。その事と今回の話は全く違います。昔から言われている当たり前のような事(蜂蜜が赤ちゃんには危険である事とか、生の食材を与えないとか)は教えて貰ってないではなく、自分で調べたり、勉強する気持ちが必要だと思います。残念ながらネットの情報にはレシピの例もある通り嘘の記事もありますから、それよりも身近な人や病院、年配の家族などと話す事でそれらの情報は十分に性格なものが得る事ができるように思います。もっといろんな人と会話するだけで違うのかもしれません。産後のママたちは忙し過ぎて知らぬ間に孤立してしまいがちですものね・・。ご主人や周りのお友達や家族がもう少し気にしてあげるとまた違ってくるように思います。

十番の歩道の花その1

それでは、また。
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