6Apr
今年は東京の桜は早く咲き始めましたが、ゆっくりと開花して綺麗な時期が長く楽しめています(^^)春は色んな事が始まる時期、慣れていない事をする機会が増える為か事故を起こしやすい時期ではありますね、そして春先に出没する危ない人間などによる訳の分からない事件も多くなる季節。
で、先日CNN配信のニュースで自動車事故などを体験もしくは目撃した直後にコンピュータゲームの”テトリス”をすると心的外傷後ストレス症候群(PTSD)を予防できる可能性がある・・との記事を発見。筆者は随分前の事になりますが、知人と車2台で走行していた時に首都高速道路で交通事故を起こしていた車(見ず知らずの)から男性が飛び出しているのを見つけ放置しておくと更に轢かれてしまうとの判断から、その方をとりあえず脇に避難させようという事で対処した事がありました。その方の状態はかなり深刻で一瞬で尋常ではないと感じ、目を閉じて見ないようにしました。すると、一緒にいた知人の一人が・・後ろから来たトラックのミラーが運悪く側頭部に当たったようで流血Σ( ̄ロ ̄lll)なんと救助中に負傷。しかしこれは大した傷ではないとすぐに分かったので、軽く処置しながら警察や救急車を待っていたのでした。もともと、グロイものは苦手な筆者、血は平気なのですが・・造形が変わってしまうとちょっとムリ( ;∀;)。映画もスポーツ系もグロイ系は見る事ができません。なので、この時に事故で怪我をしている人を一瞬見た以降は見る事はできませんでしたし、見なくて正解だったと思っています。まじまじと見てしまっていたらPTSD発症していたかもしれません。
昨今は、幼稚園を襲うバカな大人がいたり、小学生の登校、下校時に車が突っ込んで事故が起こったり、地震などの自然災害にあったりといつ何時何が起こるか分かりません。大人も恐い思いをすればトラウマになりますが、子供は経験が少ないので脳の記憶部分に余裕が有り過ぎるからか?(言い方が変ではありますがw)恐怖体験などは色濃く残ってしまうのではないかと想像(あくまでも想像)そんな時、単純なゲームを恐怖体験の数時間~数日以内に介入させると恐怖の記憶が脳に焼き付くのを防止できるという記事だったのですよ!これは年齢は関係ないお話のようですので大人も有効。(※研究したのはスウェーデンのカロリンスカ研究所。イギリスで調査した結果から)
記事によると調査ではゲームは”テトリス”を使ったとありましたが、似ている様な単純なゲームならば同等の効果があるのではないかとありました。怖い記憶が脳にボルドーでくっきりしっかり書き込まれてしまうのをゲームをする事によって阻止(邪魔)をするようです。ゲームをしている間は集中する事で起こった出来事を考えられないというのが良いのでしょう。確かに怖い体験をすると何度も何度もその情景や行動の詳細などを知らぬ間に何度も繰り返しがんが得てしまい、何度も思い出してしまいがち、その回数が多くなればなるほど深く脳に刻まれてしまうのかもしれません。ただ、そんな事があった後にゲームをする気になれるのかどーか?という疑問はありますが(^^;)カロリンスカ研究所の発表では高い有効性を示していたようです(71人の被験者、半分は治療のみ、半分は事故後6時間以内にテトリスをプレイ。一週間後の経過を比較してフラッシュバックの頻度がテトリスを行った方が62%少なかった)これは以前から可能性が指摘されていた事らしく、実際の患者で調査できたのは初めてらしいです。ほー、理論上でも有効だと推測できていたことだったんですねー。
っと言う事で、辛い出来事は突然降りかかってきます。筆者も明日何が起こるか分かりません。自分がそうなった時の為にも忘れないようにここに書いておこうと思った次第です。辛い経験は・・何度も思い出したりその事を集中して考えると深く刻まれてしまうようです。それを防止する方法のひとつに早期単純ゲームの介入ということがある事を初めて知りましたので、万が一の為にここに記録。
それでは、また。
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