31Jul
なんとなく釈然としませんな・・。
東京電力が7月29日に発表した2015年4~6月期決算は、火力発電に使う液化天然ガス(LNG)など輸入燃料費が大幅に下がり、経常利益が前年同期の4倍の2141億円と過去最高となった。黒字は2年連続。燃料費の変動を電気料金に反映させる制度の影響が大きいという。(朝日新聞Digitalの記事より抜粋)
・原子力発電が無くても利益が出る(メデタイ)
・燃料費の変動リスク無し(攻めの経営で利益拡大とかは?)
・公的資金投入額は桁外れ(返済はガンバレ)
電気料金の燃料費の反映は3~5ヶ月前を元に計算されるそうなので、今後は電気料金も値下がりしそうですが、それでも利益が出るという不思議。現在はほぼ国有会社みたいな状態ですので、なんとなく面白くありませんね。2141億のうちほとんどの金額は今後の料金値下げで償却されるとの事ですが・・(1800億がその見込みとの事)と言っても、残り341億円は利益として残るわけで・・。企業規模からすると少ない金額かもしれませんが、利益が出ている事には変わりなし。もしや原発だったらもっと儲かっていたとか?その辺りは不明確な感じ。利益増大の何かが原発にはあるのかも・・。
それにしても、国内の会社なのに黒字と聞いても何となく嬉しく感じないのは・・どうしてなのだろう。きっと税金(←結果的に)投入されまくっているからなのでしょうかね?昨年の話では公的資金の投入額は無利子で9兆円と決まったのでしたっけ?恐ろしい金額です。これを返してもらわないといけませんから黒字じゃないとマズイのは分かっています・・。でも何となくスッキリしない。独占企業だったから?多くの被害者がいるから?
それにしても、原子力発電は何だったのかなぁ~。一機たりとも動いていない今・・。庶民的に現在は電気不足は全く感じませんし、電気料金も節電が身に付いたせいなのか?そんなに高くなった感もない。料金は安い事に越したことはありませんが、震災前と大幅には・・金額変わってないような。一時期高くなったと感じたこともありましたが、最近は慣れちゃったんでしょうかね?
以前金融危機の際、りそな銀行やあおぞら銀行が多額の公的資金を投入されましたが(りそな銀行はピーク時は3兆円を越えていた)これを早々に(返済期限前に前倒しで)返済していたように、東電さんもがんばって返済してください。(間違っても現在も迷走中の新生銀行みたいにはならぬよう・・)そして、早く国の支配から離れてスッキリとしてくださいな。福島を元に戻しながら・・。もちろん、電気料金は高くならないように何とか企業努力をみせて欲しいものです。少しは消費者を喜ばせる事があってもいいんじゃないでしょうかね?東京電力の明るいニュースを聞いてみたいものです。・・と言いたい放題の一般人でございます。(^^;)
では、また。
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