11Nov
(おちりを綺麗にされております・・それにしても丸いw)
猫はトイレの覚えが良い動物であるとよく言われます。
実際、我が家でも路上から保護したモンちゃんでさえ当日から
砂入りのトイレで用を足してくれておりました。
(元家猫だったからなのかもしれませんが。。)
しかし、時々トイレの悩みを聞く事があります。
案外、オス猫に多い気がしますので一部のコはテリトリーの
主張なのか?・・とも思ってしまいます。
しかし、人と暮らしていると容認できることではありませんよね(^^;)
匂い、衛生面での問題が起きますから。
《おしっこやうんちの問題行動とは?》
1.トイレ以外でしてしまう
(特別の場所でする、隠れた場所でする)
2.壁や家具にスプレーをする(オス独特の行為)
どちらも、必ず改善されるようですがそれなりに時間は掛かるようです。
時間を掛けて取り組むしかないようです。
トイレ以外でしてしまうの場合はトイレの改善も一考
◆トイレの形を変えてみる
人と暮らす事を考慮して今ではいろんな形のトイレがありますね。
フード付きのもの、フードなしのプレーン、砂の下にスノコがあるもの、
形も円形、楕円形、四角、サイズも大、中、小と選ぶポイントは色々とあります。
我が家に限っては四角タイプの大きめサイズがお好みの様ですが、
少なくとも2つ置きたかったので、サイズは今は中サイズを2つ使っています。
ひとり大きめの体型の方がいるのでw、大の方が良かったと少し後悔しておりますが、
まめに掃除をすることで今は問題は起きておりません。
フード付きを気に入ってくれている猫さんはそれが好みなのだと思いますが、
フード付きに変えて他の場所で粗相をした場合はそれが原因かもしれません。
砂かけをしたいコもいれば、全くしないコもいます。
フード付きだと人には理解できない(苦笑)彼らの行為を制限する事に
なる場合もあるのかもしれませんね。
うちでは、みぃ姐さんはウンチをする前に気分を盛り上げるかのように
異常に砂を掻きます。しつこいくらいトイレの中の砂を掻いてから
するのです(笑)した後は隠さないんですよ。これは彼女が一人の時から
変わりません。
一方モンちゃんは大、小ともにした後にトイレから砂が出てしまうほど砂をかけます。
これは、トイレにフードがあるときっと達成感が違うかもしれませんね。
部屋が少々汚れるのは問題ありません。掃除すればよいのですから。
それよりも、日々の事でストレスを溜められる方が嫌だと思っています。
◆砂を変えてみる
砂の種類が気に入らない事もあるようで、紙砂、おから、鉱物、シリカゲル、木
など砂粒の種類もいろいろとあるので人間の生活も踏まえて
根気よくお気に入りを探してあげるしかありません。
最近では匂いを隠す為!?の匂い付きもありますが、木の香り以外は
購入した事すらありませんが、嗅覚が優れている生き物ゆえ、
匂いは無い方が彼らには良いと思っています。
猫砂は粉のまきあげ等による咳きやくしゃみの原因になることもあるといわれているので、
慎重に選びたいですね。
我が家では固まる紙砂の少し大きめの粒で、おしっこの後は色が変わるタイプを
使っています。(トイレに流せるタイプ)
小さな粒は掃除が大変なのと、ひとり(みぃ姐)が気に入らなかったので
大きめにしております。木の砂も一時期はいいかな?と思ったのですが、
おしっこの量が増えてきた頃から色が変わる砂の方が処理と確認をするのに
便利だと思いまた、この紙砂に戻ってしまいました。
埃立ちも起業努力で年々改善されている気がします。
そして、猫が気に入らない以外は、あまりころころと砂を変えない方がいい
気がしております。
(うちの場合は砂を別のものに変える度に・・「こ、これはにゃんですかー!?」
と身構えるのでw 初めのうちは出るものも出しにくいようです。)
◆多頭飼いの場合は大きなトイレと数が多いのが理想
多頭飼いの場合は性別も様々な場合が多いので、とにかくトイレの数が多いのに
越した事はないようです。
我が家は2匹だけですが、それでもできれば、3つは置きたいところ。
しかし、狭い我が家・・・(泣)今は2つが限界。
ならば、少し大きめサイズを用意してあげたいものです(うちではまだ中サイズで
我慢してもらってますがw)
そして、猫ちゃんそれぞれの用を足す時のスタイルも見てあげて欲しいです。
みぃさんは砂は掻きますが、イザ出す時はトイレの端に4本の足をすべて乗せて
中の砂には一切乗りません。このコはフード付きや段差があるトイレの形では
一箇所しか利用できずに困ります。
モンちゃんはトイレに中に入ってちんまりお座りポーズなのでフード付きでもいけそう
ですが、かなり大きいサイズでないと入れません。
なのでやはりオープンな大きめなトイレが良さそうです。
また、仲良しなのにトイレは一緒に使いたくない猫もいるとか・・
その場合は数を増やしてあげるしかないですよね。
猫ちゃんたちそれぞれのの行動を見て、出来る限り対応してあげるようにしたいものです。
ウンチの場合の実体験
うんちをトイレ以外の場所でする場合も上記のトイレや砂の形状と同様となると思いますが、
我が家のモンちゃんの特異なケースをご紹介しておきます(苦笑)
彼はおしっこは一度もトイレ以外でした事はありません。
ウンチだけを過去に3度程トイレ以外のマットの上でしたことがあります(^^;)
◆理由はカチコチうんち(便秘)
これはモンちゃんの便秘が少しひどくなっていた時でした。
トイレに入っても出ない時、彼なりに頑張って!?走り回ってみるものの出ない!
何度もトイレに入っているのですが、残念ながら出なかった様です。
で、気が付くと玄関マットや台所のマットの上にブツが!(驚)
その後、別の日にもしばらくトイレでうんちを見てないなぁと思っていると、
玄関やキッチンのマットの上で必死でお尻を舐めているモンちゃん。
そして何となく身をよじって硬くなったものを出そうとしているような光景を見ました。
その時も結局マットの上に最初の出口付近の硬くなったものを少しを出してしまいました。
残りの大部分はトイレに入ってしてくれましたので被害は最小限でした(^^;)
体をよじったり、お尻を舐めて刺激したりはさすがにトイレの中ではできませんからね。
これは、便秘の為致し方なかったようです。
ありがたい事にフードを変えたところだったので被害は3回程でw、
今ではスムーズに毎日排便できるようになっているため、それ以来トイレ以外で
ウンチを見つけることはなくなりました(笑)
初めて見つけた時は・・「何か気に入らない事をしたかしら?」と本気で考えましたが、
便秘の為苦慮した結果だったと知って、叱らなくって良かったと安堵しました。
おそらく、これは稀なケースかと思いますが実体験なので一応書いておきます(^^)
スプレー行為の対応は?
オス猫のスプレー行為を恐れる人は多いようですね。以前オス猫を保護した方から
スプレー行為で家の中が匂ったりするんじゃないか?と保護を躊躇っていたようでした。
結果的には保護されて一度もスプレー行為に悩む事は無かったのですが。
これは固体差が大きいので、何とも確実な事は分かりませんよね。
今までしなかったのに、突然はじめる場合もあるようです。
また、オス猫だけではなく、メス猫でもすることがあるようです。
このスプレー行為の改善策の基本の第一策は去勢(避妊)手術。
それでも、してしまうコはいます。テリトリー意識が強いコなのでしょうか?
ひとつの原因に、環境が変わったり、生活に変化があった場合に起こる事があるようです。
新しい生き物が(猫、犬、他)やってきた、家族構成の変化(ご主人の単身赴任や
子供の巣立ち)引越し、同居猫との不仲・・などなど不安や脅威を感じると
突然はじめるコがいるようです。1週間の海外旅行から戻った後スプレーを始めたコ
が知り合いの猫ちゃんにいました。(7歳くらいのコ)
戻ってから必要以上にスキンシップをしていたら数週間で収まったと聞きましたので、
よっぽど寂しく、環境が変わる不安を抱いていたのかもしれません。
繊細なんですね。歳を重ねると更に不安も大きくなるのかもしれません。
対処方法
◆スプレーした場所にフードを置いてみる
(お皿に好きなドライフードなどを入れて置いておく)
◆スプレーした場所に嫌いなもの、驚くものなどを置いてみる
(嫌いなおもちゃ、嫌いなぬいぐるみ、置物があればその場所におく)
◆スプレーした場所を模様替えしてみる
(配置を変えるだけでも変化となるので、スプレー場所の植物や家具等を移動してみる)
◆市販の猫が嫌がるにおいのするスプレーをする(お酢を薄めたものでも代用可)
そして、大事なのは一度した場所は徹底的に掃除をして匂いを取った方が
いいようです。なぜなら、過去にした自分のスプレーの匂いに誘発されて
再度してしまう(意味もなく)を繰り返す事があるらしいです。
なので、大変ですが、布地はお洗濯をして、床などは酵素洗剤などを使って
しっかりふき取る事が大事です。
また、スプレーをしている姿をみつけて叱った事でさらにエスカレートするなら
次回は無視をする。逆に回数が減れば構ってあげることで落ち着く場合もある様
なので、そのコひとりひとりで対処方法を変えなければいけないようです。
そして、手を尽くしてもどうしても治らない場合は・・動物病院で薬物投与の
手段でなんとか収まるようです。しかし、薬を投与した場合でもすぐには治らず
それなりに時間が掛かるようです。
案外、ニンゲンの気が付かない小さな事、キッカケが要因かもしれません。
それさえなくなれば、収まることなのかもしれません。
たった一週間の海外旅行をキッカケに始めたコもいることですから・・
どうか、よくよく観察されてから対処してみてください。
では、また。
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